平成28年10月20日(金)、医療安全委員会主催の院内研修会を開催しました。
今回、昨年より医療事故調査制度導入から約1年が経ち、調査の結果や訴訟の
事例を通しての研修会となりました。
タイトル「精神科における医療事故と訴訟」
講師:A-2病棟 峯看護主任
近年、医療界での訴訟問題は増加傾向で、全職員を対象に精神科での医療事故や
訴訟について学ぶ機会となりました。
医療全体:毎年800件程度、訴訟を提起されており、その中の約30件程度が精神科
でも訴訟問題が起きている。
【研修ポイント】
1.法的責任と医療者としての道徳的責任とは別
2.病院で起こった事は、病院の責任とは限らない
3.「事故発生時」予見できたかがポイント
4.事故が具体的に予見できたかで責任を判断
研修を受け終わり、各職員一同、再度、原点に戻り、患者様や家族の方々への対応
、一つ一つの業務内容確認の徹底をおこない、業務に誠意に向き合うための良い機会に
なったと思います。