令和元年5月15日(水)19:00~院内B棟ホール1Fにて、「認知症地域連携セミナー」(R1.春)
を開催しました。
今回で9回目のセミナー開催となり、多くの関連機関の方々がご出席して頂き、過去最高の107名もの
参加者となりこのセミナーの関心度の高さを感じました。
【認知症地域連携セミナー】(R1.春)
ゆずクリニックの紹介~糖尿病・内分泌内科 開業2年を迎えて~
講師:ゆずクリニック看護師 糖尿病療養指導士 葉室 綾子
(特別講演)
座長:杠葉病院院長 上田 康雄
講演内容:「認知症みんなで考えてみませんか?」~症例検討2019~
講師:杠葉病院 精神科 認知症専門医 葉室 篤医師
冒頭10分間は、ゆずクリニック4F(糖尿病・内分泌内科)開業2年目となり、看護師 糖尿病療養指導士
葉室綾子講師より、ゆずクリニックの紹介、業務内容、症例をとおしてわかりやすく講話をして頂きました。
(ゆずクリニックの日々の業務の中で大切にしている事として)
・診療以外、待合室にいる時も、患者様と常に会話をしている
・フットケアなどをきっかけに患者様とのコミュニケーションをとっている
その結果として、
・患者様との会話をきっかけに、血糖コントロールのアドバイス等や栄養指導に結び付けることができ、
結果、血糖改善・体重減量に繋がったとの報告がありました。
次に、認知症専門医の葉室 篤医師より特別公演がありました。
今回も認知症をテーマについて講話をして頂き、最近、地域の関連機関の方々が困難事例として多く遭遇する
「妄想性障害」についてわかりやすく説明して頂きました。
また、アンサードパッドを使用して「会場参加型」形式でひとつひとつの問題に対し、会場全員で
ひも解きながら考えていきました。
【セミナー参加した方のアンケートより一部抜粋】
「被害妄想=認知症」と思いがちだったので、妄想性障害のことを学び、知識をもっと深めなければいけない
と感じた」など貴重なご意見を頂きました。
今回も、多くの関連機関の方々がセミナーに参加して頂き、誠にありがとうございました。
今後も、地域に根差した認知症医療を展開していきますのでよろしくお願いいたします。