薬剤部 米澤係長らの「療養型精神科病院入院患者の腎機能」に関する研究論文が
日本病院薬剤師会雑誌に掲載されました。
近年、新たな国民病として関心を集めている慢性腎不全は、進行すると透析や腎移植が
必要となるほか、心血管疾患のリスク増加が知られており、早期対策の重要性が指摘され
ています。
この研究では、精神科の長期入院患者様では腎機能の推定値が健常の方と比べて
高く見積もられる傾向にあることを示しました。精神科病院での慢性腎不全対策の一助と
なることを願います。
本研究の成果は、『日本病院薬剤師会雑誌』の第53巻7号pp.845-851に掲載されています。