認知症治療

認知症治療について

受診までの経過について

在宅での介護でお困りになったご家族の方が県内各市町村のケアマネージャーさんにご相談され、病院を受診されるケースが多いかと存じます。特別養護老人ホー ム、老人保健施設、グループホーム、かかりつけ医からのご紹介などで受診されるケースもあります。 認知症で起きる症状は大きく分けて中核症状と周辺症状の二つがあります。その中でご相談頂く内容は「物忘れが目立つ」「理解力・判断力が低下している」が多くありますが精神科病院では「幻覚」「物盗られ妄想」「暴言・暴力」などでお困りになられてご相談頂くケースもあります。

受信までの経過

認知症の方の診療・治療

診察は問診から始まり、物忘れ検査、血圧、体温測定などを行い、CTなどの画像のチェックも行います。認知症の治療についてはまず環境整備が重要となります。特に精神的なものが問題となっている場合認知症の方が日中安心して過ごせる環境が整っているかを観察し、アドバイスをさせて頂きます。

診察の流れについて

問診によりお話をお伺いします

血圧、体温測定、必要に応じて血液検査を行います

物忘れ検査を行います

CT等による画像検査を行います

CT等による画像検査

例えば効果的な介護保険の導入や利用の見直しをご支援いたします。介護保険を申請されていないケースもありますので、そのような場合には申請方法からご説明させて頂きます。介護保険を利用することでデイケアなどを利用し日中外出することが増え、生活リズムが整い症状が安定するケースもあります。また私の経験では「集団生活が苦手」な方も少なからずいらっしゃいます。そうした場合には訪問介護を導入し血圧や脈拍、体温、薬の飲み忘れの確認、薬の調整などのチェック体制を整える事が可能となります。それでも在宅や施設での生活が難しい場合には入院していただくこともあります。認知症の介護は家族が抱え込むのではなく、いろいろな方が関わり情報を共有することが必要です。

ご家族や地域との連携について

地域での連携の体制を整えるためにもご家族、かかりつけ医の先生、地域包括支援センターなどの地域の方との連携が重要となります。 私たち認知症専門医の役割として認知症の方ご本人が「安心した暮らし」を送れるように、ご家族、かかりつけ医の先生、施設の方々にアドバイスやご提案を差し上げ、また必要に応じて薬の調整などをさせて頂く事だと考えています。

ご家族や地域との連携