当院では、認知症患者様に対する専門的なケア技術向上を図るため、
令和3年8月より、「ユマニチュード推進委員会」を新設致しました。
「ユマニチュード」とは・・・
1979年に、フランスの体育学教師だったイヴ・ジネスト氏とロゼット・マレス͡コッティ
氏の2人が創設。
フランス語で「人間らしさを取り戻す」という意味を持つ造語で、「人とは何か」
「ケアをする人とは何か」という哲学的な考え方がその基盤になっています。
ケアの目的としては、言語・非言語メッセージを双方向に交し合うコミュ二ケーション
によって「ケアをする人とケアを受ける人とが良い関係を築くこと」としています。
【ユマニチュードの4つの柱】
〇見る
〇話す
〇触れる
〇立つ
【ユマニチュードの5つのステップ】
1.「出会いの準備」
2.「ケアの準備」
3.「知覚の連結」
4.「感情の固定」
5.「再会の約束」
今後、ユマニチュード技法を院内で推進・普及に努め「優しさを届けるケア」を
実践していき、「サービスの質の向上」を目指していきたいと思っております。
※「ユマニチュード推進委員会」について詳しくは、こちらをご覧ください。